【つわり体験談】我が家の対策や気を付けたことと夫にできるサポート4選!

吐き気を催す女性 妊娠・出産
吐き気を催す女性

妊活している方、妊娠が判明したばかりの方の中には、「つわり」がどんなものか分からず「何となく不安、、、」「自分はつわりになりやすいのか、症状は重いのか気になる」という方もいるのではないでしょうか?

このページでは、「つわり」とはどんなものなのか、どのように対策してきたのかを体験談を交えて紹介します!

そもそも「つわり」とは

「つわり」は「妊娠悪阻(にんしんおそ)」とも言われ、妊娠の初期に発生する様々な体調不良のことです。

 妊娠初期に悪心や嘔吐が起きることはよく知られており、これらの症状を総称して「つわり」といいます。

つわりは一般的な用語で医学的な病名としては「妊娠悪阻」と呼びますが基本的には同じものです。(中略)

ただ、医学的に病名がつくくらい症状が悪化したつわりを「妊娠悪阻」と呼ぶので、「妊娠悪阻」の方が重症と考えてもかまいません。

引用元
【医師監修】つわりと妊娠悪阻、重度妊娠悪阻の違いは?治療方法はあるの? – はぐふる

いつから始まっていつ終わるの?

概ね妊娠初期(5~6週)から20週ごろまで続きます。

最初の方は軽い症状ですが、10週を超えたあたりでピークを迎え、徐々に軽くなっていく人が多いようです。

【うちの場合】

どんな症状があるの?

「つわり」には様々な症状があり、どんな症状がどの程度出るかは個人差が大きいです。

一般的には以下のような症状を経験する方が多いようです。

  • 吐き気や消化器の不快感
  • いくら寝ても眠い
  • 食べ過ぎ、偏食
  • だるい
  • やたら唾液が出る

残念ながら「この中から1つ」というわけではありません。複数の症状が出る人も珍しくありません。

ちなみに妻、妻の母(義母)、ぼくの母、を比較するとこんな感じです。

妻と義母の比較からもわかるとおり、親子でも大きく異なることがあり、個人差が大きいことがうかがえます。

代表的な症状
強い吐き気、においに敏感になる
嘔吐することにより体力を消耗して気力がなくなり活動量がかなり減少
義母ほとんど症状なし
とにかく眠い
寝ては食べる、食べては寝るの繰り返し


ほかにも、職場には「やたら唾液が出る」という同僚もいました。

話しかけたときに「何か食べてる途中だったのかな?」ってしゃべり方でしたが、数か月後に産休に入ったので、あれは唾液が出る「つわり」だったみたいです。

妻は嘔吐がひどくほとんど飲食できない状態で、初回妊婦検診時に「重症妊娠悪阻」と診断されて即入院になりました。

詳細は別記事で公開する予定です。

症状が出る原因は?

原因がわかっているなら事前に対策したいと思いますよね?

しかしこれだけ医学が進歩している現在でもはっきりとした原因はわかっていませんが、ホルモンバランスの乱れや妊娠・出産に関する不安などが原因と言われています。

したがって、自分が「つわり」になりやすいのか、症状が重いのか軽いのかは妊娠するまでわからないということになります。

ただ、ホルモンバランスの解決は難しいですが妊娠や出産の不安は今後の計画を妻と共有することである程度解消できます。

うちの場合は金銭面はある程度の見通しがありましたので、主に陣痛・出産の痛みや仕事との両立が話題になりました。

症状を改善する方法は?

残念ながら特効薬のような方法はありませんので、基本的には対症療法です。

例えばこんな感じです。

症状改善方法
においに敏感になる換気する、食事前後は別室で過ごして料理は夫に任せる、夫には外で食べてきてもらう
空腹になると気持ち悪く感じる1回の食事量を減らして回数を増やす、ちょっとしたお菓子などを準備しておく
食べても吐いてしまう固形物は吐きにくい・吐いたらキツいためゼリーなどを食べる
疲れやすい・眠い動かなくてもいいように部屋の中に「自分の城」を作る(何でも手が届く範囲に置く)

うちの場合(体験談)

うちの場合はどうだったかご紹介します!

つわりの症状は人それぞれではありますが、代表的な症状は経験済みなのでちょっとは役立つと思います。

つわりの期間と症状

うちの場合は妊娠6週~19週頃までがつわりの期間だったと感じています。

症状は主に吐き気とにおいに対する不快感でした。

  • 6週:食べ物のにおいに対する不快感と胃のムカムカが出てきた。夕飯を食べられないほどにムカムカする日もあった。
  • 7週:何か食べても食べなくても気持ち悪い。
  • 12週~14週:最も症状が重かった時期。多い時だと10分に1回くらい吐く。
  • 15週:調理中のにおいに対する不快感が薄れてきた。
  • 17週:調理中のにおいがほとんど気にならなくなった。
  • 20週:諸症状がなくなり活動的に。

症状と対策

吐き気・偏食には「食べられるものを食べられる時に食べる」のが一番だと思います。

妊娠中に食べる量が少なくなる、食べても吐いてしまう、食べるものが偏ってしまうと不安かもしれませんが、おなかの赤ちゃんが小さい分、母親の体からもらう栄養だけで成長することができます。

におい対策にはこまめな換気と妻を別室に隔離することを意識していました。

妻は特に調理中のにおいに不快感がありましたので、調理中は窓を開け、換気扇を回したうえで妻を別室に隔離していました。

不思議なことに完成した料理のにおいには不快感がなく、あくまで「調理中」のにおいに耐えられなかったようです。

特に症状がひどい日は残り香レベルでも気持ち悪いと言っていたので、そのときは換気扇の下で食事してました。

うみそだ
うみそだ

今となってはいい思い出…

過ごし方

つわりが強くなってきたら動くこともままならなくなるので、動画・読書・寝るの繰り返しでした。

映画、アニメ、海外ドラマなど月に500~1,000円のサブスクを1つ契約すればかなりの時間をつぶせます。

もちろんこれらに限らず、何かに集中する(=気をそらす)ことは非常に有効な対策です。

ゲームや手芸もいいかもしれませんね!

夫にできるサポート

1.吐く回数が多い→トイレは常に清潔に!

吐くときにトイレが汚かったらさらに不快・ストレスになります。

それまでよりトイレ掃除の頻度を上げ、できるだけ不快感がないように気を付けました。

2.食料品の調達

食べられるものをリスト化して常にストックしておきました。

妻の場合、特にパイナップルや甘夏、カムカムレモンやサンドイッチ(マヨネーズを使った具材)などの軽食は食べられたようです。

特にカムカムレモンは多くの妊婦さんが愛用しているらしく、うちもそれにすがって買ってみたところ妻にも刺さったようです。

妻

カリカリ梅も食べられたよ!

うみそだ
うみそだ

それを聞いてスーパーの商品棚にある分(5袋)を買い占めました笑


これは妻だけかもしれませんが、パンセ(宮城のローカルパン屋さん)の大葉が入ったパニーニは気に入ったらしく、イートインで1個食べ、家に帰って1個食べ、翌日にも1個食べてました。

適度な酸味があるもの、爽やかな香りがあるさっぱりしたもの食べやすいと思います。

何を食べるか迷ったらさっぱりしたものをお勧めします!

3.ちょっとした手間もできるだけ省いてあげる

体調が悪いときはちょっとしたことでも気力がわかないものです。

そこでぼくはこんな工夫をしてみました!

薬は1日分を小分けに

妻は「1日1回~する」といったルーティン業務が苦手です。

毎食後に飲まなければならない薬を1日分ずつにわけ、朝イチにその日分をフタの上に置きました。

百均のピルケースを使うのもアリだと思いますが、その後使うかわからないので今回は買いませんでした。

つわり対策の軽食かざりカゴ

気持ち悪くなったらすぐに食べる用のゼリーなどの軽食を、かわいいカゴに入れておきました。

見た目だけでも明るく、選ぶ楽しみも演出することが狙いです。

これがぼくにできる精一杯の飾りつけです笑

甘夏は背中を開いて種を取った

つわりピーク~終盤にかけてお気に入りになった甘夏。

甘酸っぱい果物は食べやすく栄養もあるのでつわり期の強い味方でしたが、皮や種が面倒。

できるだけすぐに食べられるように背中を開いて種を取っておきました。

4.お金の不安の解消

FP試験を受験するにあたってライフプラン表の見方を勉強していたため、あらかじめ作って妻と共有していました。

現在の資産状況や収入、想定される支出を見える化することで漠然とした不安はある程度解消できたと思っています。

ライフプラン表を作るのはそんなに難しくないのでお勧めです!

つわりはいつか終わる、上手に乗り切ろう!

つわりが始まると今までにない体調不良に悩まされると思います。

つわりの症状は個人差があるのでご紹介した対策が必ずしも有効とは限りませんが、自分なりの対策を見つけて乗り切りましょう!

旦那さんはつわりとはどのようなものか把握したうえで、自分ができるサポートを見つけましょう!

また、決して他人と比較しないようにしてください。

「○○さんはつわりのときも家事を完璧にこなしてたってよ」なんて言おうものなら、、、ね笑

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